今や、フッ素がコーティングされたフライパンや鍋が一般的になりどこに行っても売られています。
表面が焦げ付かず、洗うのも楽ということで圧倒的な支持を得ましたね。

フライパン.jpg

「テフロン加工」とも言われていますが、それは商品名。
つまりはフッ素樹脂加工のことです。
テフロン加工を開発したのはアメリカの巨大化学企業、デュポン社。

フッ素樹脂は化学的に安定しており、普通に扱うなら安全と言われています。
ところが、実際に国民生活センターなど、各消費者センターには次のような訴えが寄せられています。


・フッ素樹脂でコーティングしたアルミ箔を魚焼きグリルで使用したところ、飼っていたインコ2羽が猛烈に苦しみ始め死んでしまった


・フッ素樹脂加工をしたフライパンを使って3ヶ月になるが、体にじんましんが出るようになった

実際、私もフライパンなどのフッ素樹脂加工された部分に触ると、すぐに強烈な吐き気に襲われます。
多分、1分と持たずに吐いてしまいます、

こんなものが体にいいハズないよな・・・と思い、フッ素のことについても調べ、様々なことが見えてきました。

●フッ素樹脂から毒ガスが発生
実はフッ素樹脂は300〜400℃の高温でフッ素が不安定になり・・・

猛毒物質が発生するのです。
フライパンからの毒ガス.jpg
約470度に達すると、パーフルオロイソブチレンが発生。
これ、地下鉄サリン事件で使われたサリンと同程度の毒性があるのです。

法律の許容濃度がシアン化水素(青酸ガス)の500分の1に設定されている猛毒。

500〜650度に達するとフッ素カルボニル(フルオロホスゲン)が発生。
フッ素カルボニルとは、毒ガス兵器のホスゲンの塩素の部分がフッ素に置き換わっただけのもの。

実際、ホスゲンと同程度の毒性を持っています。

●なぜ、それほど被害が出ない?

フッ素樹脂加工の鍋やフライパンからこんな危険なガスが出るならもっと被害が出るのでは?と思います。
長時間空焚きしたら、高温に達するがそれ以外は問題ないのか?と予測できます。

確かに、調理に利用するなら空焚きよりも熱の上がりはゆるやかです。
つまりは毒ガスが発生する可能性は低くなります。

ところが・・・

●アメリカNGO「環境ワーキンググループ」のレポート

フッ素加工樹脂鍋を2分間空焚きすると380〜390度の高温に達するというレポートが2003年に発表されています。
さらにデュポン社によると、テフロンが350度以上に熱せられれば、人に被害が出る可能性があるという研究報告を発表しているのです。
テフロン開発者.jpg
テフロンを開発した会社が危険性を認めてるってね。。

しかしながら、環境ワーキンググループの報告によると、フッ素樹脂加工製品をわずか200度に熱しただけで室内で飼っているカナリアなどの鳥が死んでいることを発表。

●ウインナーだけ、餅だけを焼く場合は注意

ウインナーを1本焼くだけとか、餅1個を焼くだけの場合フッ素樹脂加工のフライパンは空焚きと同じような状態になるのでかなり危険です。
350度の高温で発生するガスを吸引すると、ポリマーヒューム熱という、風邪に似た症状を起こす可能性があります。


●IH調理器と使うのはかなり危険

IH調理器とフッ素樹脂加工との組み合わせもかなり危険です。
IH調理器はフライパン内部で熱が発生するようになっていますので短時間で温度が上昇します。

わずか1分で、部分的に370度に達した実例もあります。

過剰な加熱を防いでくれる安全機能もついていますが、すぐに作動しないケースもあるのです。


●フッ素樹脂加工製品を避けたなら、代わりにどんな製品を使えばいい?

日常で、あまりフライパンや鍋を空焚きすることはないです。
とはいえ、フッ素樹脂加工の製品を使っているならかなり危険と隣り合わせな状況で私たちは台所に立っているわけです。

毒ガス発生のギリギリのラインで調理をしていたり・・。

なので、表面加工していない鉄などの調理鍋やフライパンがいいです。
やはり古来からあるものがベスト。

鉄でも厚手のものなら、少し使い込めば焦げ付くこともなくなります。

●マーブルコート、ダイヤモンドコートってどうなの?

フッ素樹脂加工を避けるなら、マーブルコートというやつでも、ダイヤモンドコートというやつでも良さそうな気がします。
ところが、これらも実はフッ素樹脂加工製品です。

マーブルコートは、フッ素樹脂加工に大理石の粉をコーティング剤として混ぜています。

ダイヤモンドコートもフッ素樹脂加工に人造ダイヤモンドの粉をコーティング剤として混ぜています。


●まとめ
人間に都合の良いようにつくられたものの裏にはかなりの危険が潜んでいますね。
そういうものって、人体に悪影響を及ぼすだけでなく、環境も汚染してしまいます。

人間も自然の一部ならば自然が生み出すもの、古来より伝わってきたものが人間の体にはベストな気がします。

ソース元

使うな、危険! /小若順一(著者)