添加物は確かに純然たる毒物ではあります。
化学物質過敏症である私は触ることができませんし。

特にネットを見ると「この添加物は身体のどこに悪い」という情報がすぐに出てきます。
では、本当に添加物そのものの存在がすべて悪いのかというと、そうとも言えません。
●添加物の光
添加物は間違いなく、日本経済にとってなくてはならない存在となっています。
なぜなら、職人が苦労して作り上げてきた食品を、添加物を使えば5分で再現できたりするからです。

・圧倒的に手間がかからない。
・それでいてローコスト。
・後継者の少ない職人にとっては救世主。
それだけでなく、商品自体の価格が下がるので、家計にとっては非常にありがたいとも言えるわけです。
安売りされていて嬉しかった記憶は誰にでもあるはずです。

そして災害などの非常時。
そんなときは何か食べるものがあるというのが重要であって、そこにいちいち添加物がどうのとか言っていられないわけです。
保存料だって、なければすぐに食品が腐ってしまいますし。
「添加物=悪」と言う前に、自分たちもしっかりと添加物の恩恵を受けていることを認識しなければなりませんね。
●添加物の闇
添加物の闇の部分については、これはネットで調べればわんさか出てきます。
そう、確かに体に悪いです。
しかも、国はひとつひとつの添加物については毒性をテストしていますが、添加物が複数混じったものについては毒性をテストをしていないのです。
現実は売られている食品のほぼ全て、添加物が複数混じったものですからね。
安易に、大手で売られているから大丈夫とは言えません。
日本人は「みんな食べてるから大丈夫」という感覚が強いですからね。
持つべきものはちょっとした疑問です。
なぜ、1000円もする醤油と100円代で売られている醤油があるのか?
そんなことをちょっと考えれば「おかしいな」と思います。
何を選ぶのかは自由です。でも、ぜひとも自分の頭で考えてみましょう。
「自分はこうなりたいから、これを選ぶ」という意識を持つのです。