多くの添加物が使われている食品のひとつに、明太子があります。
明太子の原料はタラコです。

一般的に、タラコは固くて色のいいものが高級品とされています。
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しかし、実は柔らかくて色の悪い低級品タラコであっても、添加物を使えば一晩で鮮やかな色の高級品のタラコへと変身させることができるのです。
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では、無添加明太子と添加物を使った一般の明太子はどれほど使っているものに差があるのでしょうか?
まとめてみました。





●無添加明太子の原料

・タラコをつくる
無添加明太子を作るにはまず、タラコを作る段階があります。
その時点で使う原料は

・スケソウダラの卵巣
・自然海塩
・純米みりん
・純米酒


・明太子に仕上げる
次に明太子に仕上げる段階があります。その時に使うものは

・純米酒
・丸大豆しょうゆ
・昆布だし
・かつおだし
・水あめ
・唐辛子

以上。
非常に体に良さそうです。


●一般の明太子の原料

・タラコをつくる
まずはタラコをつくるのですが、この時点で添加物がすごいことになっています。

・スケソウダラの卵巣
・食塩
・合成着色料
・ポリリン酸ナトリウム
・アスコルビン酸ナトリウム
・ニコチン酸アミド
・亜硝酸ナトリウム
・ソルビット
・リンゴ酸ナトリウム
・ミョウバン
・乳酸カルシウム
・酢酸ナトリウム
・GDL
・グリチルリチン
・ステビオサイド

・明太子に仕上げる
次に明太子に仕上げる段階があります。その時使う添加物は・・

・グルタミン酸ナトリウム
・5’‐リボヌクレオチドナトリウム
・たんぱく加水分解物
・アミノ酸液
・ソルビトール
・発酵調味料
・唐辛子

以上。
もちろん、すべての業者がこのような添加物を使っているとは限りません。
しかし、添加物使用量の多さはお世辞にも少ないとは言えません。

●明太子に使われる化学調味料の量

明太子に使われる化学調味料の量は総重量の2〜3%ほど。
この数字だけ見るとピンときませんが、非常に多いと言わざるを得ません。

つまり、一般の明太子の味は化学調味料の味。
もはや原料の味など残っていません。

●明太子は添加物の複合摂取の危険が高い

添加物は、厚生労働省がひとつひとつ毒性をチェックし、一定の基準を満たしたもののみが認可されています。
しかし、複数の添加物を同時に摂取したらどうなるかという研究は十分にされていないのが現実。

現在、添加物がたくさん入った食品が売られているのが当たり前になっています。
つまり、毒性をチェックしていないものが普通に売られているわけですね。

添加物の発がん性や毒性はネズミなどの動物実験にて繰り返しチェックされます。
しかし、「この添加物を100グラム与えたら死んでしまった。では人間は100分の1にして1グラムを基準にしよう」みたいな感じでかなりざっくり基準が決められています。

ひとつひとつの添加物の毒性をチェックしているといっても、基準にもなっていない気がします。
結局、食べた人の自己責任というわけです。

●無着色明太子というフェイク

スーパーには無着色明太子というのがあります。
これは、合成着色料を使っていないから、いかにも体に良さそうなイメージです。

中には、合成着色料を使っていないことをものすごくアピールしているものもありますよね。
しかし、合成着色料2〜3種類を使っていないだけで他の添加物はたっぷり使っています。

それで健康にいいというイメージを消費者に抱かせるのはズルい気もします。
しかし、それを要望したのはやはり消費者。

もし添加物を摂取しないと決めているなら、見極めて避けていくしかありません。


●この情報のソース元




著者はもともと、日本一と言っていいほど添加物を売っていた添加物屋のトップセールスマン。
多くの食品開発に携わった。
しかし、ある日娘さんが自分の開発した添加物ミートボールを食べているのを見て止めてしまう。
そこで自分も消費者であることに気が付き、会社を辞める。

以降は、添加物の実態を全国で講演。
添加物の現場を第一線で見てきた人の言葉なので、説得力があります。