ネオテームは米国のニュートラスイート・カンパニーが開発。
日本では2007年に許可されたかなり新しい甘味料です。
ネオテーム.jpg
今やスクラロースやアセスルファムカリウムなど、代表的な甘味料と肩を並べる存在ですね。

ではネオテームとはどのような甘味料なのでしょうか?
表向きの安全性と、報告されている危険性をまとめてみました。


●ネオテームとは・・

ネオテームの甘味度は砂糖の約7000〜1万3000倍
従来の甘味料と比べるとケタ違いに甘いです。

スクラロース・・・砂糖のおよそ600倍の甘味度
サッカリン・・・砂糖のおよそ500倍の甘味度
アスパルテーム・・・砂糖のおよそ200倍の甘味度
アセスルファムカリウム・・・砂糖のおよそ200倍の甘味度


ネオテームはアスパルテームに似た構造の化合物ですが、安定性に優れており・・・

・通常の保存条件下ではフェニルアラニンを遊離しない
・食品への使用量がアスパルテームの40分の1程度で済む


このため、アスパルテームを使用した食品には必須だった、フェニルケトン尿症患者への注意喚起「L-フェニルアラニン化合物」である旨の表示は必要ないとされています。

ネオテームは数ある人工甘味料の中でも群を抜く甘さを誇るため使用量も少なくて済みますし、
安価に大量生産できるのがメーカーとしてのメリットですね。

また、苦味がほぼなく甘味が長く残るのにカロリーゼロ。
ゆえにダイエット食品などにも使われます。

また、カロリーオフの清涼飲料水やパンやスコーンなどのお菓子にも使われています。
結構、女性が口にする機会が多い感じですね。

●ネオテームの構造
ネオテーム構造.jpg

ネオテームは現在指定添加物として使われているアスパルテームをN-アルキル化したもの。
N-アルキル化とは、有機化合物を構成する原子にアルキル基CnH2n+1-を結合させる反応。Nは窒素。


・・・要するに、アスパルテームをさらに加工してつくられたものです。


●ネオテームの安全性


ネオテームを摂取した場合、速やかに吸収されます。
そして主として脱エステル化により、N-[N-(3,3-ジメチルブチル)-L-α-アスパルチル]- L-フェニルアラニン( NC-00751 )に変換されます。

要するに経口摂取されたネオテームは、人では168時間以内に34.3%が尿中に、63.7%が糞中に排泄されるとされています。
安全性試験において、発がん性や催奇形性、抗原性は認められていないとされ、1日の摂取許容量は1.0mg/kgとされています。

●ネオテームの危険性

・ネオテームには毒が含まれている?
ネオテームに含まれる化学物質で厄介なのが、3,3-ジメチルブチル
これはアスパラギン酸とフェニルアラニンのペプチド結合を分解する酵素を阻害するはたらきをします。

これにより、フェニルアラニンがほとんど含まれなくなり、フェニルケトン尿症患者への注意喚起が必要なくなったわけですが、3,3-ジメチルブチル自体が毒物なのです。。

アメリカ環境保護庁(EPA)でも有害と認められており、皮膚、目、呼吸器に悪影響を及ぼす可能性があると言われています。

また、原料のアスパルテームは代謝するときに神経毒のメタノールに変換。
ゆえにネオテームでも同様にメタノールを生み出します。

さらにメタノールは血液中でホルムアルデヒドに変換されるといった危険性があります。

ホルムアルデヒドといえば、言わずと知れたシックハウス症候群を引き起こす原因物質。

・カロリーゼロでも実は太る?
確かにネオテーム自体には糖質が含まれていません。カロリーゼロです。
しかし、問題はそれでも体内に入れば脳は糖質と判断し、インスリンを分泌してしまうところ。

インスリンを分泌すると脂肪の分解を抑えるはたらきをしてしまいます。
そのため、太りやすくなるのです。

また、ネオテームはカロリーゼロなのでエネルギーに変換することができません。
つまり体は低血糖になり、エネルギーを求めて食欲が増進してしまいます。

食欲がアップするのに、インスリンによって体は脂肪の分解を抑えているのでさらに太りやすくなります。
カロリーゼロだから!と喜んで摂取すると憂き目を見るという、なんとも罠のような物質です。

●まとめ

ネオテームに限らず、人工甘味料の「糖質ゼロ」というのは女性にとっては大変ありがたい話。
ところが、「なぜそんな都合のいいことが可能なのかな?」という単純な疑問と調査をしなければ、かなりのリスクを背負うことになりそうです。

もちろん、このご時世、すべての添加物を避けることはほぼ不可能です。
添加物があるからこそ生活が成り立っているのも事実です。

なので便利さの光と影の両方をよく知ってから自分で判断していくのがベストですね。