化学物質過敏症はあらゆる化学物質に反応して、吐き気やめまい、しびれなどの症状が現れます。
確かに、何でもかんでも体が反応、症状が出るというのは生きにくいです。

常に敵に囲まれているような感覚です。
過敏症のたとえ.jpg


認識しているだけで反応する農薬、添加物、薬品、軽金属、重金属など・・・軽く数百種類を超えています。
目の当たりにしていないだけで、すべて合わせるとおそらく数千種類くらいあると思われます。

何も感じないならそれが一番ですし、そう願うんですけどね。

なので、「できれば周りの人に理解してもらいたい」と若干思ってしまうのは症状が出る者の本音です。
でも理解されないのは当然ですし、理解してもらう必要もないんだろうな・・と一方では思います。

だって、自分が何も感じなかったら、化学物質過敏症の人のことを「面倒くさい人だな・・」と正直思っちゃいますもんね。



あとは、

「えー、あれもこれも気を付けないといけないの?」
「制限だらけで可哀想な人だな」
「プレゼントあげられないやん」


なんて思ってしまいます。多分、私のことだから。

すべてがそういう人じゃないでしょうけど、「過敏症です」なんて言うと少なからず周りの人にもそう思わせてしまいます。
気を使わせてしまいますし。

もちろん人間そんなに強くないので、理解してくれる人はたった一人だけ必要です。
それで十分です。
周りの人すべてに理解を求める・・というのはただの甘えな気がします。

そう、私も甘ったれでした。もうやめましたけど。


なので、周りの人に理解してもらいたいと願うムダなエネルギーはすべて、問題解決のために費やすのがベスト。辛いのをわかって・・・と思う暇があったら、

「自分は何に反応したのか?」
「どういう感じがしたか?」


そんなことを記録して本を読んで突き止めておくほうが数千倍前に進めます。
記録してどうなる・・・と思うかもしれませんが、まずはやってみることです。


私も図書館に足繁く通って、興味も予備知識もないジャンルの本を何十冊も読みすすめています。
添加物や農薬なんて、まるで興味がないので調べるのは面倒です。
でも、問題解決のためにはどうしても必要なのでやっています。



やってみると世界が広がっていきます。
すると解決策も少しずつ見えてきます。

化学物質過敏症になってしまったからって「オマエは生きるな、人生を楽しむな」と言われているわけじゃないんです。

誰もが見過ごしてしまう素晴らしい宝に気付ける可能性だってあるんです。
でも、それは自分が努力しなくちゃ見つからない。

「化学物質過敏症を治すにはこれが効く」というのは、自分が突き止めた答えしか当てはまりませんからね。
一人一人違うでしょうし。

答えを探すのは、孤独な作業です。体調もしょっちゅう崩します。
でも、その奥には宝が眠っています。

理解されたい・・・という感情のエネルギーを、
自分だけの答えを探す力に変換して、進んでみてはいかがでしょうか。

絶望的でも、苦しみに涙が溢れても大丈夫です。生きているなら前に進めますよ。
前に進むなら、必ずその宝はありますから。