誰もが食し、調理もしたことがあるのが人参。

でも人参ってどのくらい農薬が使われているんでしょうか。
もちろん、これはそれぞれの農家によって異なるでしょうね。

少なくて済むところもありますし、無農薬のものもあります。
では、人参ってどの程度の種類の農薬を使っていいんでしょうか?
そして農薬の落とし方は?

農薬の落とし方からまとめてみますと・・


●人参の農薬の落とし方

人参は食べる部分が土の中にあるので比較的残留農薬の心配は少ないです。
だからといって、皮を食べるのは危険ですけど。

料理の下ごしらえというのがありますが、それがそのまま人参の農薬を落とすことになります。

・よく洗う
流水で30秒以上よくこすり洗いをします。
何も意識しないと、ついつい10秒くらいでやめてしまいますけど30秒・・・結構長いです。

・皮をむく
誰もがやっていることかもしれませんが、皮をむいた時点で残留農薬の危険はほとんどなくなります。

・ゆでこぼす
洗っても皮をむいても農薬が気になるという方は、一度人参をゆでるのがいいです。
当然茹でたお湯は農薬が溶け出している可能性があるので捨てます。



●人参に使用できる農薬の種類


人参に使用していいことになっている農薬の種類は以下のとおり・・
全部で35種類あります。
種類の詳細まで読むの面倒だな・・と思う方は読まなくてもいいですよ。。


●殺虫剤・カーバメート系
・キルパー
対象となる害虫・・・ネコブセンチュウ
・ランネート微粒剤F
対象となる害虫・・・ネコブセンチュウ

●殺虫剤・ピレスロイド
・ガードベイトA
対象となる害虫・・・ネキリムシ

●殺虫剤・有機リン系
・DDVP乳剤50
対象となる害虫・・・アブラムシ類、ネキリムシ
・エルサン乳剤
対象となる害虫・・・アブラムシ類、ハスモンヨトウ、ヨトウムシ
・ジメトエート乳剤
対象となる害虫・・・アブラムシ類
・スミチオン乳剤
対象となる害虫・・・アブラムシ類
・ダイアジノン粒剤5
対象となる害虫・・・ネキリムシ
・デス
対象となる害虫・・・アブラムシ類、ヨトウムシ
・ネマトリンエース粒剤
対象となる害虫・・・ネコブセンチュウ
・バイデートL粒剤
対象となる害虫・・・ネコブセンチュウ
・パプチオン乳剤
対象となる害虫・・・アブラムシ類、ハスモンヨトウ、ヨトウムシ
・ホスビット乳剤
対象となる害虫・・・アブラムシ類、ヨトウムシ
・ボルテージ粒剤6
対象となる害虫・・・ネコブセンチュウ
・マラソン乳剤
対象となる害虫・・・アブラムシ類
・ラピック
対象となる害虫・・・アブラムシ類、ヨトウムシ
・ランダイヤ粒剤
対象となる害虫・・・ネキリムシ

●殺虫剤・有機塩素系
・DC錠剤
対象となる害虫・・・ネコブセンチュウ
・D-D
対象となる害虫・・・ネキリムシ、ネコブセンチュウ
・ソイリーン
対象となる害虫・・・ネコブセンチュウ

●殺虫剤・その他
・テロン92
対象となる害虫・・・ネコブセンチュウ

●殺菌剤・無機銅+有機銅
・Zボルドー
対象となる病気・・・黒葉枯病
・コサイドDF
対象となる病気・・・黒葉枯病  
・コサイドボルドー
対象となる病気・・・黒葉枯病  
・キノンドーフロアブル
対象となる病気・・・黒葉枯病

●殺菌剤・ジカルボキシイミド系
・イプロジオン水和剤
対象となる病気・・・黒葉枯病

●殺菌剤・ストロビルリン系
・クレソキシムメチル水和剤
対象となる病気・・・黒葉枯病、斑点病

●殺菌剤・フェニルアマイド系
・リドミル水和剤
対象となる病気・・・苗立枯病

●殺菌剤・抗生物質
・ポリオキシンAL水和剤
対象となる病気・・・黒葉枯病


●殺菌剤・有機リン系

・アリエッティ水和剤
対象となる病気・・・黒葉枯病
・リゾレックス粉剤
対象となる病気・・・根腐病

●殺菌剤・有機塩素系
・ダコニール1000
対象となる病気・・・黒葉枯病

●殺菌剤・その他
・スターナ水和剤
対象となる病気・・・軟腐病
・ベルクード水和剤
対象となる病気・・・黒葉枯病
・ポリベリン水和剤
対象となる病気・・・黒葉枯病、斑点病



●まとめ
比較的人参は残留農薬の危険性は少ないですね。
農薬の落とし方も下ごしらえレベルでOK。

そして人参に使用できる農薬の種類は35種類。
素人から見ると、そんなに種類必要なんかな・・と思ってしまいます。
重複しているのがたくさんあるので。

繰り返しますが、この農薬すべてが人参に使われているわけではありません。
この中から必要に応じて使われるわけです。